医療法人等の新規開業におけるリースの活用
医療法人の新規開業に活用するリースとは、医療機器や設備などをいったんリース会社が購入して、これを医療機関に賃貸するものです。特に担保が不足して十分な借入が出来ない場合に、それを補う手段としてリースを検討することが多いように見受けられます。メリットとデメリットとしては、次のようなことが考えられます。
◊医療機器のリース メリット
①担保や保証人が不要で、借入より手続が簡単
②リース料は毎月一定額で、コスト管理が容易
③減価償却費の計算や資産税・保険の支払が原則不要
◊医療機器のリース デメリット
①中途解約が出来ず、最後まで支払続ける必要がある
②一般にリース期間は短く、据置期間もないため、新規開業時には資金繰りを圧迫する可能性がある
③特別償却などの税法上の恩恵を受けられない
担保が不要であり、計算が簡単で分かりやすいという点では、リースは非常に便利な制度です。しかし、その一方で、安易にリースに頼りすぎると、毎月のリース料負担が経営を圧迫することにもなりかねません。
ですから、必要な医療機器、設備等が何かを慎重に見極めた上で、金融機関の担保枠等を考慮に入れながら、部分的にリースを活用するのがよいのではないでしょうか。
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